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いろいろな分娩方法


「分娩方法」と聞くと、「ラマーズ法」や「水中分娩」などの分娩スタイルが頭に浮かぶママが多いのではないでしょうか?確かに分娩方法ではありますが、これらは「経膣分娩」という種類の中で、陣痛が自然分娩に起こるのを待って自然分娩を行う際のスタイルです。
分娩方法の基本的な考え方を簡単にまとめると下のようになります。分娩方法はまず、「経膣分娩」か「帝王切開」かで二種類に大別されます。
経膣分娩でも自然に陣痛が来るのを待つか、人工的に陣痛を起こす、陣痛促進剤を使うかどうかで違ってきます。陣痛促進剤を使わなくても母体や胎児の状態によっては「鉗子」「吸引分娩」になる可能性もあります。
◇経膣分娩と帝王切開
お産を大きく二つに分けると、母体の産道を通って分娩する「経膣分娩」(いわゆる下からのお産)と、手術によって子宮を回復して赤ちゃんを取り出す「帝王切開」とになります。帝王切開は、赤ちゃんや母体に異常がおこって、一刻も早く体外に取り出さなければならない場合に行われます。また、赤ちゃんの大きさに比べて骨盤が狭く、とても産道を通れそうもない場合なども帝王切開になります。
経膣分娩は、赤ちゃんと母体の力で出産させます。産まれる瞬間を目にする事ができるので、出産の喜びも味わうことができます。ただ、陣痛が自然に起こって、経膣分娩になったとしても産道の出口が狭い、陣痛やいきみが弱い、などの事情で、鉗子分娩や吸引分娩になることもあります。

◇帝王切開について

次のような場合は、「経膣分娩」が難しいので、帝王切開になることが多いようです。

1.おなかの赤ちゃんが産道を通過できない異常がある場合
・児頭胎盤不適合(赤ちゃんの頭がママの骨盤より大きい)
・前置胎盤(胎盤の位置によっては、経膣分娩も可能)
・産道を通過するのにじゃまになるような子宮筋腫や卵巣嚢腫がある場合
・逆子や多胎の場合(帝王切開になる確率は高いですが、必ずしもそうなるとは限りません)
2.分娩中に赤ちゃんが酸素不足を起こしてしまい、一刻も早く体外に出さなければい けない場合。
3.重症の妊娠中毒症や心臓病など母体に原因があって、長い分娩時間に耐えられないと判断された時。
4.分娩の途中で、胎児仮死や臍の緒が赤ちゃんより先にでてしまった「臍帯脱出」などの緊急時。

◇誘発・促進分娩と自然分娩
陣痛の強さを調節できる子宮収縮剤を使用することで、必要な場合には陣痛を誘発(弱い陣痛を強めること)したりが可能です。
自然に陣痛が始まって、少しずつ子宮収縮が強くなっていくことが理想ですが、母胎や赤ちゃんの状態から、早く分娩を進めた方がいいと医師が判断したのに、なかなか陣痛が強まらない場合、陣痛が弱くなってしまい、母子の体力が分娩までもたない、と医師が判断した場合には、分娩誘発、促進が行われることがあります。
できるだけ自然に産みたい気持ちはわかりますが、このような場合は、医師を信頼して指示に従うようにして下さい。計画分娩とは、ママの希望で出産の日時をあらかじめ決めて、その日に合わせて陣痛を人工的に起こして、出産させる方法です。

◇鉗子・吸引分娩
赤ちゃんの頭が途中まで降りてきているのに、産道が狭かったり、陣痛やいきみが弱かったり、赤ちゃんの回旋がスムーズにいかない場合、分娩の進行が止まってしまうことがあります。こんな時、胎児が酸素不足を起こす前に外へ出す方法として、鉗子分娩や吸引分娩が行われます。『鉗子分娩』は金属性の鉗子(へらを合わせたような大きなピンセットのようなもの)で赤ちゃんの頭を挟んで、ママがいきむと同時に引き出す方法です。『吸引分娩』は、シリコンや金属で出来たカップを赤ちゃんの頭に吸い付け、外に引き出す方法です。赤ちゃんの頭の形が悪くなる!と不安に思うママもいますが、出産後徐々に戻っていくので心配はありません。

◇無痛分娩

出産は自然な現象ですから、陣痛の痛みも殆どの妊婦さんは耐えあられる痛みです。
でも、心臓病・高血圧の人には過度のストレスを体にかけるのはよくありません。また、痛みへの恐怖心が強すぎる人は、パニックを起こす可能性もあるので、このような場合は、胎児に影響がない範囲で痛みを抑える分娩方法が『無痛分娩』です。無痛分娩には、薬剤によって痛みを抑える方法と出産の仕組みをよく理解することで精神的な恐怖や痛みを和らげる二つの方法があります。薬剤による無痛分娩には、『鎮痛剤を注射する方法』『麻酔ガスを吸飲する方法』『脊髄の中に針を刺して麻酔薬を注入する方法』『会陰や肛門の周りに麻酔薬を注入する方法』等があります。病院によっては、無痛分娩を実施していないところもありますので、無痛分娩を希望している方は、事前に確認しておきましょう。『精神的予防性無痛分娩』は、出産という自然な現象で、怖がる必要はないと言うことを妊婦が理解し、出産の正しい知識を身につける事で、出産への恐怖感を和らげる方法です。母親学級などで出産時に起こる生理的な変化を勉強し、分娩に必要な筋肉運動の訓練、呼吸の仕方を練習して出産本番に備えます。

◇その他の分娩方法
どこの病院がいいのかさっぱり見当もつかないママは、先輩ママや近所の出産経験のある人に聞いてみるのも一つの手です。自分で調べてもわからないことも病院に聞きづらいことも気軽に聞けるし、自分では気づかなかった病院選びのポイントを教えてくれるかもしれません。ただ、その人にとっては、良かった病院でも貴方の希望通りの病院とは限らないので、最終的に決めるのは、自分自身と言うことを忘れないで下さい。
ラマーズ法

ラマーズ法とは、フランスの産科医ラマーズによって提唱された『精神的予防無痛分娩』です。最近ではラマーズ法を実践する病院も増えています。ラマーズ法は、分娩の進行や身体の変化を前もって学びリラックス法や筋肉の訓練法、呼吸法を練習することで出産時に妊婦がリラックス出来るようにするのが目的です。

ソフロロジー
『超痛分娩法』とも呼ばれ、陣痛を自然な痛みとして恐れずに受け入れ、リラックスするためのトレーニング方法です。ヨーロッパを中心に広く行われている分娩方法です。ヨガや禅の瞑想法を取り入れ、赤ちゃんとの対面など、嬉しいイメージを頭に浮かべて体の力を緩める訓練をします。心が落ちついた状態になれば、体も自然にリラックスをする事を学び、出産にも安心して臨める。と言うメリットがあります。

アクティブバース
アクティブバースとは、積極的なお産と言う意味。出産を医療機関だけだけに任せず、産婦の主体性を大切にする試みです。
陣痛の過ごし方や分娩の姿勢、呼吸方法などにも決まりはありません。あくまでも妊婦さん自身が楽だと思う姿勢や動作をしながら陣痛から出産まで過ごします。体の生理的な欲求を受けることでスムーズに出産を行うのが目的ですが、日本ではまだそれ程普及していません。

LDR
陣痛(LABOR)、分娩(DELIVERY)、回復(RECOVERY)の全過程をを同じ部屋で過ごすことです。陣痛から分娩室、分娩室から病室への移動の必要がなく、精神的に落ち着けます。ただ、広い個室と分娩台や分娩監視装置の機能を兼ね備えたベット、手術用のライトなどを設置するので、L・D・Rの設備のある病院はまた多くはありません。入院費も通常よりは高めになります。

座位分娩
普通は、仰向けに寝た姿勢で分娩しますが、おなかに力を入れやすいように上体を起こした姿勢に変えた分娩方法です。座った方が子宮口が全開してからの分娩までの時間が短いこと、胎児への圧迫も少ないことなどがメリットです。
背もたれが上下に移動する座位分娩台を使用することでどこの病院でも出来るわけではありません。希望する方は、病院へ問い合わせてみましょう。

リーブ法
腹式呼吸と『赤ちゃんと一体になってお産を乗り越える』と言う積極的なイマジネーションにより分娩を進める安産法です。中国の気功法の『放松功』と言う心身をリラックスさせる方法を取り入れているのも特徴です。陣痛が起こったら心の中で『ソーン』と念じて意識を集中させ、体を弛緩させて出産を乗り切ります。補助動作としてエクササイズや会陰押さえなども行います。

水中分娩
アクティブバースの一つで温水プールの中で出産します。体が温まると筋肉がほぐれ血行が良くなるため、腰痛や陣痛の感覚を和らげ、産婦をリラックスさせるのが目的です。元々は、分娩第1期を出来るだけ楽に過ごさせる為に行われていたものです。ただ、分娩中のトラブルへの迅速な対応が難しいのが現状です。設備上の問題で日本ではまだ少ない分娩法です。



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